花音の気まぐれblog

花音の適当なあれこれ

初心者による初心者のためのダイジェスト入門


秋だ!一番!ダイジェスト祭り



夏休み前の特別編です。
かなり長文ですが、お付き合い下さい。

トンデモ無い詐欺事件が起きました。
事態が事態なので、毒舌リミッターもほぼ解除モードで書きます。


私が重要視するのは、その内容然りですが・・・騙される側の問題として、私が延々と申しあげてきた「医療界の交通事故に対する知識不足」が、根底にあるものとして集約されたという点です。

まず、その院のHPは勉強会・書籍・ブログで指摘しているような、交通事故基本知識に乏しく、患者ダマシ広告という自覚の無い典型が盛り沢山。
実際にHP構成方法を聞いても「他のHPを参考にした」という、業界全体でアホを蔓延させている典型。

「オリジナリティが大事」といくら主張しても、結局は人のマネでしか無い・・・特に交通事故は。

その上、交通事故の
・交通事故における賠償の制度・法律・根拠
・保険会社の体制・考えかた
・医療界全体の知識不足の現実
これらを
知っておく事が必須でありますが、指導する側にもまったくと言って良いほど、知識がありません。

旧態依然の考えで、「交通事故はボーナスと思え」とアタマの中にお花畑が満開しているような脳天気な情報レベルで、現在まで来ているために、エビデンスがない自己都合解釈は『情弱:情報弱者』を生み出します。
簡単に言えば「これまでやってきて大丈夫だから」で思考停止。

世の中には、悪いやつはワンサカいます。
相手の弱点につけ込むのです。

情弱の厄介な所は、そうならない為の対策も打てないし、なった時の対応方法も思慮できない。
仮に答えが出てきても、エビデンスとかけ離れるので、方向違いの答えが出てくる。
要はプログラムが無い。

それに加えて、基礎知識が根底から歪んでいる、また欠落した状態での既成概念なので、最初からきちんと学習するには、とてもでは無いが2,3時間では終わりません。

私の勉強会はファースト・ベーシック・アドバンスを合わせると、16時間。
各回には復習や確認事項も反復して入れてあるので\xA1
△修諒❹鮑垢薫絜い討\xE212時間以上は必要。

そこから事故外傷の医学的知識等を差し引いて、実務的な事だけに絞っても8時間以上。

巷での交通事故セミナーで、実務的な事をやって2,3時間ですって?
信じられませんね。

実際に、参加された先生からはボリュームの多さを驚かれます。
ですが「あれからいらないのってありますかね?」と聞いても「1つも無いです。自分がこれまでいかに甘かったかと思うと・・・」
の回答になりますからね。

要は茶番が多い。
耳障りがいいだけで、根底が全くムシされている。

多くの治療家さんは「単なるマッサージとかでは無く、カラダを根底から改善する治療法」を模索し、研鑽に励んでいるのに・・・
なんで交通事故やお金の事にまつわる事は、「耳障りが良い」という、ある意味集客のエサになっているポイントを求めるんでしょうかね・・・(笑)



これが交通事故の現実なんです。

さて、続けます。


今年、この院にある患者が来ま\xA4
后8鯆婿櫤里世函\xA3
院としても「単価が高いから歓迎」的に、ニンジンをぶら下げられた馬のごとく、視野狭窄のまま対応します。



あいおい損保と、任意一括請求の協定も結び、しばらくノホホンと対応を続けます。

しばらく後に、患者から持ちかけがあります。
要は、水増ししようと。
俺も儲かる、アンタも儲かる。



カネに目のくらんだ柔整師は「大丈夫だろ」と、それに乗ります。

この時点でアホンダラ。
ここまで逮捕情報がここ3年で爆発的に増え、しかも昨年始めから「患者側からの誘いによる不正」も逮捕報道されているにも関わらず、実行する・・・
?「自分は大丈夫だろう」の根拠を知りたいです。

交通事故患者の情報管理は、どれだけどのようにされているか・・・勉強会ではイヤと言うほど紹介してますよね?
しかも「逆逮捕」として、この先あり得る予言のうち、4年前くらいから勉強会で申しあげてきたことでした。

ここからがスゴイ。
ある意味、最新予言の「掌がえし」の一\xC9
瑤ⅳ充族修気譴泙靴拭\xA3

鉛筆ナメナメをして4,5ヶ月後を過ぎた頃、患者は来なくなります。
気にもしなかった矢先に、アポ無しで数人がスーツ姿でやってきます。

あいおい損保の新担当」と「調査事務所」を名乗る数人が。
時間も、これから昼休みになろうかというその時間に。

残りの患者対応を終わらせ、待っていた数人と強制面談の始まりです。
・○○さんの件で、不正請求が分かっている
・本人もこの件はゲロっている
・今なら穏便にするので、今までの治療費を全額返金しろ
・タイムラグ的に、あいおいからの入金があればそれも追って返金しろ
・一週間待つので、余罪があれば洗いざらい吐け
・今回の調査費用も払え


私の勉強会に来ていて、ちゃんと理解している人なら、こんな与太話を信じず、その場で詐欺が来ていると110番通報します。
もしくは、あいおい損保に確認を取って、事実確認をします。

これは、整合性の無い話のオンパレードです。

・基本的に、保険会社は共\xCD
⑤如璽燭鬚發辰憧浜鈇垢襪里如~妻悗砲郎僂泙擦泙擦\xF3
→むしろ世間に公開し、業界粛正を優先します。逆にしないと問題になります。
?何故なら、そもそもが「任意一括請求」をあいおいが窓口担当しているのならば、治療費精算には自賠責保険が支払われます。
?勉強会に出ている人で、スルドイ人は「あれ?請求タイミングは・・・?」と疑問に思う人がいますが、その場合でも事故発生時点で、損保担当は自賠責損害調査事務所にリンクするシステムに、事故受付直後から被害者・加害者・担当保険会社のデータを入力します。

つまり、データが残っているのに、社が独自で入金やりとりだけで精算するのは、不正隠しになりかねなくリスキーなのです。

また、任意一括請求の自賠責清算前は、一括社が立て替えを行うので、社内においての「備金調整」が行われます。
これは、決定にほぼ近い、予算立て。
備金を載せておいて使用しないとなると、今度は国税から租税回避行為を指摘されかねないので、金融庁管轄でもある保険会社はそんな事はしません。

自賠責保険を使うシステムは、甘
いもんじゃ無いので、そうそうもみ消せません。
もみ消すには、リスクが伴います。


・入金のタイムラグなんて、あり得ない
→保険会社の送金システムで一番時間がかかるのが、上司の決裁です。ただ、AIUは異質で一担当につき300万円までの担当自由決裁権を持っています。
(その分、自身の評価に?がるのは言うまでもありません)
?上司決済も、キーパーソン・支社長・役員と3段階です。
それでも訪問してくるなら、その前に送金ストップすることは幾らでも出来ます。


・余罪を吐け?
→何のための調査をした上での訪問なのでしょう?しかも、この訪問者は刑事かなんかですか?
もともとのデータシステムがあるので、怪しいのは分析出来ます。
なぜに余罪を追及することが必要なのでしょう?

・調査費用を払え
→あり得ません。仮に、民事裁判になった場合において訴訟費用が裁判官に認められれば・・・となりますが、示談状態で費用請求をされて支払う必要が全く持って理解出来ません。


以上、ツッコミ処満載の詐欺師による訪問ですが、当の本人はズタボロです。
その後に新患で来た交通事故患者を、他の接骨院に回したくらいです。


さて、ここまでお読みになっていて、原因はなにか?お分かりになりますか?
逆に「こんなの、不正請求をしようとしたからいけないのであって、それさえしなければいい」という感想をお持ちなら、申し分けないですが「木を見て森を見ていない」状況です。
その解釈では、次のダマシが来た際に対抗できないのです。

まず、一番は情弱であるということ。
交通事故を知らずに、もしくは知ったつもりで対応してきた。
これは勉強会では「多くの医療者は知らない事を知らない」として説明しています。

最初の水増しが無い場合で、他の言いがかりを付けられたときに、対抗できますか?

「じゃ、どんなのがあるんだ!」と反論されたとしても、ここでは記載しません。
Facebookアメブロをリンクさせて情報発信していますが、治療家以外も多く見ているのです。
まだ、この情報・知識が入ってい\xA4
覆だ楾譆,法▲瀬泪靴帽圓嚙承住佞悒劵鵐箸鰺燭┐襪ǂ蕕任后\xA3


だから、きちんとどのように自賠責保険は処理され、一括社はどのように考え対応するか?を知っていれば、似たような話に
「交通事故に健保は使えるのか?」という、基礎中の基礎を、制度から話て説明も出来ます。

ともすれば、こんな事はあり得ないと判断が、エビデンス付きで出来るのです。

例えば、お年寄りへのオレオレ詐欺は巧妙化しています。



銀行のATMで還付なんか戻らない・・・を知っていれば、あんなの引っかかりません。
要はあり得ないと言う事を、自身で判断出来る知識がある。

もしくは「自分は知らない事も多いから、知っている人に相談しよう」というルーティンが普段からあれば、詐欺だから!というアドバイスを受ける事が出来て
回避できます。

ですが、後者のような場合、業界内に交通事故を根拠含めて説明出来る人が、極端に少ないのです。

交通事故の現実を知っている身としては、「会ったこと無いけど、この人の言っていることは全\xA4
嚞鈇辰謄張奪灰濬茲\xAC1つも無い・・・」これはこの8年見て来て皆無です。

だから、前者になるしか防衛方法はありません。


私も、勉強会で飯を食っていこうと思っていないので、頻回に開催できないのが悩ましいところです。
次回は11月と12月に大阪ですし、それしか予定は立っていませんし。

その為に、勉強会の一部は『医療従事者のための交通事故取扱説明書:接骨院編』を書き記していますが、全ては入れていません。


まずは、自身が「よく分かっていない」というのを受け入れて下さい。
これは業界全体です、医療界含め。

そして、時間の無駄なので指導を待たないで下さい。
自ら、厳しくて本当の知識をエビデンスもって習得して下さい。


ちなみに、某県の保険部長さんは、私の勉強会のダイジェストを見て「目新しい事は何も無い。特段、学ぶこともない」とこき下ろされました。
そのことを、同県の方に話しましたら「え!こんなの、何十年と仕事してきて、一度も学んだこと無いですよ。早く知りたいく
らいだった」と、紛糾されてました。
「こっちは会費も払っているのに、なんでちゃんと教えてもくれないんだ。しかも、学ぶ機会を壊しているじゃないか!」と。


原因は分かっています。
旧態依然の既成概念を壊せば、自分たちの地位を維持できないという、なんの得にもならないプライドです。
もしくは、新しいモノを受け入れたくないという、単純な石頭。

結局は、ほったらかし。

その結果は・・・どこの誰とは申しあげられませんが・・・
超大物の方も「不正請求の疑いで動きあり」と、タレコミが入って来ました。
結局は、業界全体が自浄能力に乏しいのです。

だから、知って下さい。知っていないと言う事を。

そして、ダマシをする輩は、こういった情弱ポイントをついてきます。


今回の事件は、後々にどのようになるか分かりません。

今後も、どのように医療者が翻弄されるか分かりません。

知識をつけて知恵にして下さい。
それしかありません。

飾り言葉で書いても\xBB
妬鑱気い里如∉農絅螢潺奪拭式貮异鮟詎靴萄2鵑呂Ń漚蠅靴泙靴拭\xA3

これは知っておかなくてはならないと思われましたら、是非ドンドン拡散して下さい。

我々は怪我をした患者さんに対応せねばならないのですから、こんなバカなことに振り回されちゃ、ならないのです!!
?





ダイジェスト限定品から新作まで





毎日毎日、暑い日が続きますね。
いかがお過ごしですか?

夏真っ盛りですね
ゆっくりお休みを満喫される方も
お仕事を忙しく頑張られる方も
どうぞ、体調には気をつけてくださいね

夏休みダイジェスト版で
さくさくっとまとめてみました。

















































こんな感じで元気にやってます





夏の疲れが出やすい時期ですので
どうぞご自愛のうえお過ごしください。








最後まで読んでくださり、
ありがとうございました(´∀`人)??????